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インターネット回線がダウンしても、電話は利用したい時の設定

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    trixbox Proシステムが一般公衆網(T1/PRIまたはAnalog)に接続されていれば、インターネット接続がダウンしても、電話サービスを中断することなく提供するような構成にすることができます。

    ネットワーク環境によって自動的に切り替わる場合もありますが、外部DNSサーバーに依存しているなど、他の場合には設定を追加する必要があります。ここでは、設定をどのように変更するかを説明いたします。

    trixbox ProをIP電話で運用する場合、インターネット回線が停止すると通話できなくなることがあります。これは端末(電話機)が、10分置きにtrixbox Proと交信してレジスト(登録)したホスト名を利用するためです。その結果、ネットワーク上でDNSサービスが利用できなくなると、電話は trixbox Proを特定することができなくなります。

    この問題を解決するには、trixbox Proサーバー本体に性能の良いDNSサーバーを組み込んでしまうことです。trixbox Pro DNSサーバーをネットワークの主要DNSサーバーとすれば、インターネット接続がダウンしても、端末はネットワーク上にあるtrixbox ProのDNSで名前解決することができます。ただしこれには、trixbox Proに静的IPアドレスを割り当てる必要があります。

    trixbox Proの静的IPアドレスが設定され、DNSサービスをtrixboxをアクティベートすれば、DHCPサーバーは調整できるようになります。ルーターま たはDHCPサーバーでは最初のDNS Serverアドレスとして、trixbox ProのIPアドレスを指定するようにしてください。設定を変更しましたら、各端末も再起動する必要があります。詳細については下記の例をご参照くださ い。

    注記:インターネット接続がダウンすると、trixbox Proは外線発信を行う前に4秒間ほど発信を保留することがあります。インターネット接続がダウンしている間に電話をかけようとすると、無音状態が発生する可能性があるということです。

    構成例:
    trixbox Pro IPアドレス:192.168.1.10  ルーターアドレス: 192.168.1.

    ルーターのDHCP設定画面で、“DNS 1”設定を192.168.1.10に変更します。従来の“DNS 1”と“DNS 2”の設定は、それぞれ“DNS 2”と“DNS 3”に変更して割り当てておくことができます。

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