trixbox Pro サーバーのシステムを、初めて立ち上げ、ネットワーク上で動作をさせる時には限られたトラブルシューティング用ツールしかついておりません。ここでは、それぞれのオプションとユーザーがどのように利用できるかを記します。
trixbox Proのシステムにモニターとキーボードを接続すると、どのようにログインを行うのかについての詳細な説明を見ることができます。ENTERを押してインストラクションを再読み込みさせます。
ログインができたなら、次のメニューが表示されます。 (注意 新しいバージョンのユーティリティにはここに表示されているよりもさらに多くのセクションがあるかもしれません。そして、各メニューのかすは少しずつ代わっているかもしれません。)
trixbox Pro ネットワーク設定/トラブルシューター
Q:プログラムを終了、中断するためのツール
各オプションの説明を下記に記します。
1:システムのIPアドレスの設定
こ れは、システムのIPアドレスの設定します。デフォルトでは、システムはDHCPを利用して、IPアドレスを取得しています。固定IPアドレスの使用が勧 められています。もし、固定IPアドレスを使用していないのであれば、DHCPサーバーにて固有のIPアドレスを確保し、常に同じIPアドレスがサーバー によって割り当てられるようにしなければなりません。
2:システムのIPアドレスを表示する
これは、現在のIPアドレスを表示します。また、システムのMACアドレス(HWaddr)サブネットマスクとTX/TXパケットとバイトカウンターも表示します。
3:PINGユーティティーの実行
これにより、ICMPエコーテストを利用して、リモートホストとの接続状況を検証できます。もし、vpn1.fonality.com とvpn2.fonality.comと接続ができれば、接続状況は良いと判断できます。
4:TRACEROUTEの実行
これにより、御社と特定の場所間での各ホップの遅延を知ることができます。これは、ネットワークの遅延の原因を特定するために有用です。
5:DNSネームサーバの設定の表示
これにより、tirxbox ProシステムのDNSサーバーが、ホストネームをどのように決定しているのかを知ることができます。特に、ルーターやファイアウォールのIPアドレス、 あなたやあなたのISPに提供されているパブリックDNSサーバーアドレスを設定できます。
6:ルートテーブルの表示
これにより、現在のシステムのIPルートを表示できます。重要なのは、Destination 0.0.0.0.です。このアドレスのためのゲートウェイは、あなたのシステムのデフォルトゲートウェイです。(デフォルトルーターとも呼ばれていま す。)ルートテーブルにより、ローカルLAN、FonalityのVPNサーバーなど他の場所とのルートも見ることができます。
7:ARPテーブルの表示
こ れは、trixbox Pro サーバーが過去数分間に接続して各ホストのハードウェアMACアドレスを表示します。このリスト上に、デフォルトゲートウェイのMACアドレスとIPアド レスが確認できなければ、デフォルトゲートウェイが正しく設定されていないと思われます。
8:アナログ電話回線の電圧の表示
これは、アナログ電話の各ポートの電圧を表示します。Oまたは1ボルトの表示は、ポートが空いていることを示します。
9:T1ステータスの表示
これは、T1ステータスの表示を行い、アラームコンディションも表示します。レッドアラームは、T1ラインに回線が接続されていないことを示します。
10:アクティブコールログの表示
これにより、システムのアクティブコールログを確認できます。外部からのIP電話への接続は2つのレグとして表示されます。"AutoAnswer Call Menu"で外部からの電話を受けている場合には、一つのレグとして表示されます。
11:ルートパスワードの設定
この機能は、経験のあるUNIX/Linuxの管理者によってのみ使用してください。管理パスワードを設定し、ルートユーザーとしてログインできます。
Q:プログラムを中断、中止するためのツール
トラブルシューティングを使用した際、このオプションを選択すると、ログインプロンプトに戻ることができます。
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