LinksysSPA-941には、4個のラインキーが実装されています。
それぞれのラインキーに別個の外線発信時に使用されるトランクを割り当てることで、発信時の経路を選べるようになります。
1:trixboxPro上でVoipトランクを設定する
それぞれの電話番号に対応したVoipトランクを設定します。
2:ダイヤルプランを設定する。
外線発信特番は原則一桁の数字ですが、以下のように設定して複数の番号を選べるように出来ます。
9+10xxxx. 電話番号の最初に「91」をプッシュする設定
9+20xxxx. 電話番号の最初に「92」をプッシュする設定
9+30xxxx. 電話番号の最初に「93」をプッシュする設定
9+40xxxx. 電話番号の最初に「94」をプッシュする設定
最初に2桁の特番を設定しているので、strip digitsは必ず「2」を選んで下さい。
それぞれのダイヤルプランに対して異なったVoipトランクを割り当てます。
3:Linksys電話機上での設定
Web管理画面から画面右上の「Adminlogin」をクリックし、「advanced」をクリックします。
各ラインキーに対応する設定画面が、「Ext 1」、「Ext 2」、「Ext 3」、「Ext 4」タブになります。
各画面の下部に「DialPlan」のエントリがあります。
ここに、「<:91>0xxxx.|*<2-9><1-9>|<1-9>xxx」と入力します。<:91>はダイヤルした番号の先頭に「91」を付加するという意味です。この設定をラインキー1に対して行うと、ラインキー1をプッシュして電話番号をダイヤルすると外線発信特番「91」を自動的に付加して発信します。
同様の設定を他のラインキーに対して行います。