<インストールの手順>
ここでは、trixbox Proにtrixboxの専用ソフトフォンをインストールする方法を説明します。サードパーティのソフトフォンをインストールする場合、 trixboxProの自動設定機能が適用されないので、trixboxProの管理画面から手動で入力する必要があります。
ソフトフォンのインストールの前に、最小システム要項をご確認ください。
<標準のソフトフォンの設定>
ソフトフォンが正しく登録されていないならば、ソフトフォンのセッティングを再確認する必要があります。
ソフトフォンの上で右クリックし「セッティング」を選択します。
ソフトフォンを登録していない、または違う内線番号へ以降するとき、下記のセッティングを再確認する必要があります。
(「EXTN」は登録したい内線番号のことです。、また「SOFTPHONEXXX」はその内線の電話/デバイスフィールドの値に相当する必用があります。)
Display name: EXTN
Username: SOFTPHONEXXX
Password: EXTN
Authorization Username: SOFTPHONEXXX
Domain: sNNNNNN.trixbox.fonality.com
[x] Register with domain
[x] Use as outbound proxy
[_] Manual override
[_] (SIP listen port) Manual override
<トラブルシューティング>
電話が故障している(特定のボタンが作動しない、音声品質に問題がある、登録状態を持続できない、等)ならば、SIP Listen ポートを無効にする必要があるかもしれません。
SIP Listenポートの下のボックスをチェックし、フィールドに5060と入力します。
また、デスクトップでWindows ファイアウォールを起動させているならば、「trixbox Pro Eyebeam」を例外設定する必要があります。
<リモートから接続する場合>
ドメインの値を下記のようにします。
sNNNNNNx.trixbox.fonality.com
上記のドメインにある「x」により、IPアドレス解決プロトコルをtrixbox Proの内部のアドレスから外部のアドレスに変えることができます。
両方(リモート・ソフトフォンとtrixbox Pro)の接続がポートで開いていることを確認します。
* UDP 5060
* UDP 9710-20000
これらのポートは、SIPコミュニケーションのために必要となります。
UDP 5060は、ソフトフォン・アプリケーションとtrixbox Proの間で呼に関する情報をやり取りする『シグナリング』ポートです。
ポート9710~20000は他のパーティーのものも含め、全て音声をやり取りするための「オーディオポート」です。
毎回、呼のたびに1つのポートが選ばれますが、すべての呼は固有のポートを持ちます。選ばれるポートは毎回違うというケースもあります。
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