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IVR設定例 : ダイヤルされた番号で通話をルーティングする

    多数の言語に対応させたIVRを作成することは簡単です。例えば、「お電話ありがとうございます。英語をご希望なら1を、スペイン語をご希望なら2を、日本語をご希望なら3を押してください」(各言語の部分はそれぞれの言語で発声します)というIVRを作成できます。これはスキルベースルーティングと呼ばれています。

    サブメニューを作成する

    IVRを作成するときには、必ず通話が行き着く最終地点について考えておきます。ここでは、お客様が選択した言語によって、通話が行き着くサブメニューは異なりますから、この各言語ごとのサブメニューを作成しなければなりません。

    submenu.png
    1. 着信処理をクリックし
    2. サブメニューをクリックし
    3. 新規サブメニューの追加ボックスで、サブメニュー名を入力します
    4. Create New Submenuボタンをクリックします

     

    次に、サブメニューにお客様が電話機のキーを押すことで処理を行うステップを追加します。簡単な例は以下の通りです。応答メッセージが再生され、以下のキーのいずれかを押すように促されます。:

    請求に関するお問い合わせ - 1を押す
    営業部にご用の場合は - 2を押す
    サポートは - 3を押す

    このメッセージは、最初にお客様が選択した言語で再生されます。お客様がキーを押して選択すると、この通話をキューに転送するか、指定の内線に転送するかします。

    以下は、日本語を話すお客様のための設定例です。:

    =media_1233258375324.png?revision=1

    上図を見ていただくとお分かりの様に、非常にシンプルな構成になっています。お客様は、同じ応答メッセージを3回聞きます。その間に5秒ほどの待ち時間があり、選択したキーを押します。画面右側のキープレスオプションは、このサブメニューに対してのみ有効です。
    キープレスオプションによって内線が呼び出されます。それで、これがサブメニューの最後の階層です。

    他の英語のメニューも見てみましょう。:

    =media_1233258634053.png?revision=1

    英語のサブメニューは日本語のものとほとんど同じです。ただしキープレスオプションだけが異なっています。このサブメニューから内線電話が呼び出されますので、これも最後の階層です。

    では、IVRのMAINメニューに戻りましょう。

    =media_1233258808896.png?revision=1

    メインメニューではお客様に応答メッセージを再生し、英語、日本語、オペレータ呼び出しのどれかを選択できるようになっています。このようにして管理画面上でのIVR設定が完了すると、設定は直ちに有効になり、PBXは設定されたメニューにしたがって着信したコールを処理するようになります。

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    35.95 kB2009年 10月 26日, 08:20Adminアクション
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