このページは役立ちましたか?

ASUS社製EeeBoxにtrixboxProをインストール

    EeeBoxはtrixboxProのOSがデフォルトでサポートしないNICが搭載されています。

    それで、trixboxProインストール時にNICドライバをインストールする必要があります。

     

    準備するもの
    USB接続のCD-ROMドライブ
    SDカード(ネットワークドライバを入れておきます)

    前準備として、以下のいずれかのサイトからLinux用のネットワークドライバをダウンロードし、SDカードにコピーしておきます。
    ftp://66.104.77.130/cn/nic/r8168-8.009.00.tar.bz2
    ftp://202.65.194.211/cn/nic/r8168-8.009.00.tar.bz2
    ftp://152.104.238.19/cn/nic/r8168-8.009.00.tar.bz2

    Step1:BIOS設定


    EeeBoxは工場出荷時設定ではHDDからブートするようになっています。それで、USB接続のCDROMドライブから起動できるように、BIOS設定をします。USB接続のCD-ROMを接続して電源を入れておきます。EeeBoxの電源投入後にキーボードの「DEL」キーを押すか、ExpressGateというLinuxクライアントが起動するまで待って、画面右下のBIOSボタンを押すことでBIOS設定画面に入れます。
    BIOS画面に入ったらブートデバイスの設定項目を変更します。

    screen1.jpg  

    ここで、第一ブートデバイスをUSB CD-ROMに設定します

    screen2.jpg

    Step2: trixboxProのインストール


    trixboxProのインストールディスクをドライブにセットして、EeeBoxを起動します。
    すると、trixboxProのインストールプログラムが起動してセットアップが始まります。
    セットアップが終了すると、CDがドライブから排出されて、再起動を促す画面が表示されます。キーボードの「Enter」キーを押して再起動します。


    Step3:ネットワークドライバのセットアップ

    EeeBoxのネットワークデバイスは1000TXという高速型のタイプになっており、trixboxのOSはそのままでは認識できません。それで、手動でデバイスドライバをインストールする必要があります。 Step2の手順に従って再起動が始まったら、画面上面に「Booting trixboxPro …..」という表示がでます。このときにすぐに「Enter」キーを押します。すると起動オプション設定画面に入ります。 2つの起動オプションが表示されますので、上の第一オプションを選択して、キーボードから「e」を押します。 画面上に詳細項目が表示されます。「kernel…」で始まる行があるはずです。これを選択して、「e」を押します。 OSの起動オプション設定が表示されますから、その文字列の最後尾に「single」と入力してください。このときに直前のオプションとの間に必ずスペースを入れてください。入力し終わったら「Enter」キーを押します。 前の画面に戻ります。ここで「b」を押し、システムを再起動します。 システムが再起動すると、「sh#」というプロンプトが表示されますので、ここから「root」アカウントのパスワードを設定します。「passwd」と入力し、「Enter」キーを押します。パスワードを入力するように促されますので、パスワードを入力してください。パスワードは確認のためもう一度入力するように促されます。 続いて「reboot」を入力しシステムを再起動します。 今度は、「inactive login:」というプロンプトが表示されますので、ここで「root」と入力し「Enter」キーを押します。続けて先ほど設定したパスワードを入力し「Enter」キーを押します。これで、root権限でシステムにログインできました。 ここからネットワークドライバをインストールします。 ネットワークドライバのファイルが入っているSDカードを準備します。これをEeeBoxのSDカードスロットに挿入します。続けて以下のコマンドを一行ずつ入力して実行してください。

    mkdir /mnt/card 
    
    mount -t vfat /dev/sdb1 /mnt/card 
    
    cp /mnt/card/r8168-8.009.00.tar.bz2 /home/ 
    
    tar xjf r8168-8.009.00.tar.bz2 
    
    cd r8168-8.009.00 
    
    make clean modules 
    
    make install 
    
    depmod -a 
    

    これでドライバのインストールは終わりました。「reboot」と入力して「Enter」キーを押します。システムが再起動します。再び「inactive login:」とプロンプトが表示されたら「activate」と入力して、通常のtrixboxProセットアップを行います。

    このページは役立ちましたか?
    タグ (タグ編集)
    • No tags

    ファイル 2

    ファイルサイズ日付添付したユーザ 
     screen1.jpg
    説明なし
    21.65 kB2008年 12月 27日, 18:34Adminアクション
     screen2.jpg
    説明なし
    15.88 kB2008年 12月 27日, 18:34Adminアクション
    あなたはコメントを投稿するには ログイン しなければなりません。
    Powered by MindTouch Core