復旧の手順

    2024年 5月 8日, 22:59 現在の版

    この版へ

    版の一覧 に戻る。

    現在の版を閲覧

    LBS復旧の手順

    注意: オリジナルのプライマリサーバーの障害が解決し、再びプライマリとして稼働させたいという場合でも、最低1時間はLBSをプライマリとして稼働させ、録音音声データやボイスメールなどのファイルが同期するための時間を与えてください。

     

    具体的な手順は以下の通りです。:

    1. 障害の発生したプライマリサーバーをネットワークから切り離す(イーサネットケーブルを外す)復旧作業中は、このサーバーをネットワークに接続してはなりません。
    2. LBSにキーボードとモニタを接続する。
    3. コンソールから、ユーザーIDを「ip」パスワードを「ip」としてログインする。以下のような画面が表示されるはずです。Backup_main.jpg
    4. キーボードから「P」をタイプします。LBSをプライマリに変更するかどうか聞いてきますので「y」とタイプします。Backup_intoPrimaryQ1.jpg
    5. システムは、プライマリサーバーをネットワークから切り離すように指示してきます。Backup_intoPrimaryQ2.jpg
    6. LBSのIPアドレスを、オリジナルのプライマリサーバーのアドレスに変更しなければなりません。Backup_intoPrimaryQ3.jpg
    7. 例えば以下のようなネットワーク設定だと仮定しましょう:
      1. プライマリtrixbox ProのIP: 192.168.1.2
      2. プライマリtrixbox Proのサブネットマスク: 255.255.255.0
      3. プライマリtrixbox Proゲートウェイ: 192.168.1.1
         
      4. LBSのIP: 192.168.1.3
      5. LBSのサブネットマスク: 255.255.255.0
      6. LBSのゲートウェイ: 192.168.1.1
         
      復旧後のアドレスは以下のようになるはずです:
      1. プライマリのIP (以前のLBS): 192.168.1.3
      2. プライマリtrixbox Proのサブネットマスク: 255.255.255.0
      3. プライマリtrixbox Proのゲートウェイ: 192.168.1.1
         
      4. LBSのIP (現在プライマリに変更): 192.168.1.2
      5. LBSのサブネットマスク: 255.255.255.0
      6. LBSのゲートウェイ: 192.168.1.1Backup_intoPrimaryQ4_IP.jpg
    8. システムは、新しく設定したIPアドレスを適用するか尋ねます。Backup_intoPrimaryQ4_IP_confirm.jpg
    9. trixbox Proは設定を確認するプロンプトを表示します。
    10. Backup_intoPrimaryQ5.jpg

    以上で作業完了です。

    Powered by MindTouch Core