LBSのインストール手順
LBSオプションをご購入いただくと、インストールに先立ってFonalityでは2つのサーバーIDをデータセンターに登録します。最初にアクティベートされ稼働を開始したサーバーがプライマリに自動的に設定されます。もう一台のサーバーは自動的にバックアップとなります。
LBSプロセスは自動です。しかし、以下の点にご注意ください。
- 両方のサーバーは必ず固定IPアドレスを設定してください。
- 両方のサーバーはネットワーク上で互いに通信できなければなりません。Fonalityは両方のサーバーを同じサブネットに設置するように強くお勧めいたします。2台のサーバー間にファイヤーウオールが設置されている場合や、ACLステートメントが設定されているマネージドスイッチがある場合は、2台のサーバー間でTCP/UDPプロトコルのすべてのポートで通信ができるように設定しておいてください。
- 両方のサーバーは同じハードウエア構成でなければなりません。将来ハードウエアを追加・変更する場合は、両方のサーバーに対して行ってください。例えば、プライマリにPRI音声カードを追加したなら、LBSにも同じPRIカードを追加する必要があります。
trixbox Proサーバーのアクティベーション
trixbox ProのライセンスとLBSオプションを購入後は、それぞれのサーバーに対してアクティベーション作業を行っていただく必要があります。ご購入後に以下のステップでアクティベーションを行います:
- Emailを確認してください。 - Fonalityは1つのサーバーID毎に1件のメールをお客様に送付します。それで、LBSオプションをご購入の場合は2台分の2件のメールが届きますのでご確認ください。
- インストール作業の後半でアクティベートを促すプロンプトが表示されたら、コンソールから「activate」とタイプしてアクティベーション作業を開始します。
- 最初にアクティベートされた方のサーバーがプライマリになります。どちらがプライマリでもバックアップでもかまいません。
- プライマリサーバーのアクティベーションが完了したら、続いて2台目のサーバーをアクティベートします。2台目のサーバーがFonalityのデータセンターと接続すると、LBSとして動作するように通知され稼働が開始します。