復旧の手順

2025年 7月 3日, 01:12 現在の版

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LBS復旧の手順

注意: オリジナルのプライマリサーバーの障害が解決し、再びプライマリとして稼働させたいという場合でも、最低1時間はLBSをプライマリとして稼働させ、録音音声データやボイスメールなどのファイルが同期するための時間を与えてください。

 

具体的な手順は以下の通りです。:

  1. 障害の発生したプライマリサーバーをネットワークから切り離す(イーサネットケーブルを外す)復旧作業中は、このサーバーをネットワークに接続してはなりません。
  2. LBSにキーボードとモニタを接続する。
  3. コンソールから、ユーザーIDを「ip」パスワードを「ip」としてログインする。以下のような画面が表示されるはずです。Backup_main.jpg
  4. キーボードから「P」をタイプします。LBSをプライマリに変更するかどうか聞いてきますので「y」とタイプします。Backup_intoPrimaryQ1.jpg
  5. システムは、プライマリサーバーをネットワークから切り離すように指示してきます。Backup_intoPrimaryQ2.jpg
  6. LBSのIPアドレスを、オリジナルのプライマリサーバーのアドレスに変更しなければなりません。「Enter」キーを押します。Backup_intoPrimaryQ3.jpg変更するか尋ねられますので、「y」を押してください。

    Backup_intoPrimaryQ4_IP.jpg

  7.  

    例えば以下のようなネットワーク設定だと仮定しましょう:
    1. プライマリtrixbox ProのIP: 192.168.1.2
    2. プライマリtrixbox Proのサブネットマスク: 255.255.255.0
    3. プライマリtrixbox Proゲートウェイ: 192.168.1.1
       
    4. LBSのIP: 192.168.1.3
    5. LBSのサブネットマスク: 255.255.255.0
    6. LBSのゲートウェイ: 192.168.1.1
       
    復旧後のアドレスは以下のようになるはずです:
    1. プライマリのIP (以前のLBS): 192.168.1.3
    2. プライマリtrixbox Proのサブネットマスク: 255.255.255.0
    3. プライマリtrixbox Proのゲートウェイ: 192.168.1.1
       
    4. LBSのIP (現在プライマリに変更): 192.168.1.2
    5. LBSのサブネットマスク: 255.255.255.0
    6. LBSのゲートウェイ: 192.168.1.1
  8. システムは、新しく設定したIPアドレスを適用するか尋ねます。Backup_intoPrimaryQ4_IP_confirm.jpg
  9. trixbox Proは設定を確認するプロンプトを表示します。
  10. Backup_intoPrimaryQ5.jpg

以上で作業完了です。

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